FX手法

【市場で意識される水平線】FX初心者が引けるようになる7つのコツを伝授

この記事では、水平線を引くためのコツと注意点を解説します。

水平線はチャート分析の基本中の基本で、正しく学べば有効に作用します。

「水平線なんかもう知っている」
「全然効かない」

と思っていませんか?

それは「自分が水平線を使いこなせない事実をツールのせいにしているだけの他責思考」です。しかし、クラシカルな手法を「こんなのありきたりだ」と馬鹿にして努力をやめてしまうのは、誰もが通る初心者あるあるで、気持ちはわかります。

重要なのは

「使える手法を探してウロウロする」のではなく、水平線という一つの手段を「使えるまで検証して極め、手法に昇華させること」です。

この記事がその一助になれば幸いです。

⏬こちらの動画でも合わせて学べます⏬

意識されやすい水平線を探すコツ

意識されやすい水平線を探すコツ

市場で意識されやすい水平線を探すコツを7つ解説します。

水平線を探すコツ① トレンドの安値と高値を意識する

水平線を探すコツ① トレンドの安値と高値を意識する
上記YouTube動画の2:03より

上の画像を見てください。トレンドの中で目立つ高値と安値に水平線を引いていきましょう。1つは、1度天井を付けて反落していった高値(赤い丸の箇所)に水平線を置いてみます。

もう一つは複数回、買い支えが入っている所(黄色い丸の箇所)です。上昇の後、3回買い支えが入っています。この反発に注目して線を引きました。

水平線を探すコツ② 以前のトレンドでも意識されているか確認する

水平線を探すコツ② 以前のトレンドでも意識されているか確認する
上記YouTube動画の3:38より

先程の水平線を引くコツ①で(赤い矢印の箇所)でしっかりと買い支えが入ったのは偶然ではないと思われます。これは確度が高い証拠として、以前の下降トレンドでもレジスタンスとして複数回意識されている(黄色い丸の箇所)のが非常に大きいです。

以前のトレンドで意識された水平線は、次のトレンドでも意識される傾向があります。

水平線を探すコツ③ ヒゲにとらわれすぎない

個人的にはヒゲ先にとらわれすぎるのはよくないと思っています。「水平線を引くコツ」を総合的に見て、ヒゲ先の方がよければヒゲ先に引く、総合的に見て終値の方がよければ、終値に引くといった工夫をした方が、精度が高まるはずです。

ヒゲ先はダメだとか終値がいいとか、そういう極論ではなく柔軟に対応することが必要だということですね。

水平線を探すコツ④ サポレジ転換を意識する

今までサポートだったものがレジスタンスに変わる、今までレジスタンス立ったものがサポートに変わるという風に、サポートとレジスタンスが転換するレートは、非常に多くの市場参加者に意識されています。いわゆる「ロールリバーサル」と言われているものです。ロールリバーサルを積極的に使っていきましょう。

サポレジ転換を意識することは、最重要ポイントだと思っていますのでせひ、活かしてみてください。

水平線を探すコツ⑤ 等間隔を意識する

水平線を探すコツ⑤ 等間隔を意識する
上記YouTube動画の5:42より

ある程度意識されてると分かった水平線が2本見つかったら、完璧でなくてもそれに近い幅で3本目の水平線を設置してみてください。

上のチャートでいうと、まず先にaとbの水平線が引いてあったとして、aとbの間隔である1を基準に、ほぼ等間隔の2となるようにcを引くという流れになります。そして、cがこの記事で紹介しているコツを満たすポイントがあるかどうかを探すと、より精度が高まります。

なぜなら、等間隔の方がいろいろと効率が高いです。取引をする場合に、単純にリスクリワード計算がしやすい、分割決済ポイントを設定しやすい、というメリットがあります。

さらに、それより大きいのは、同じ時間軸で、同じローソクを見てトレードをする市場参加者は決済幅を突然、変えたりしないからです。例えばその日のうちに、さっきは10pips 利確したけど次は1000pips で利確しようという風に、短い時間軸の中で突然、決済幅を変える人ってほとんどいないです。

ある程度一定の戦略を持って、ある程度一定の値幅を狙ってトレードしてる人が多いですよね。そのロジックでいうと、水平線で意識される幅っていうのは、ある程度に似てくるというイメージです。

水平線を探すコツ⑥ 窓にも引くことを意識する

水平線を探すコツ⑥ 窓にも引くことを意識する
上記YouTube動画の7:47より

窓に引いた線は後々、意識されやすいです。単純に反発、反落しやすい線として機能するので、一応置いておいて損はないと思うのが窓の線です。

窓にはとりあえず、2本、線は引いておいていいかもしれません。

水平線を探すコツ⑦ 価格の節目周辺を意識する

例えばユーロドルなら、1.10000という00(ゼロゼロ)ナンバー、キリ番節目のわかりやすい価格があり、注文が入りやすい傾向があります。また、長いこと意識され続ける傾向があります。

綺麗な価格の節目であれば特に意識されやすいですね。しかし、このような節目のレートにとらわれすぎるのも良くないです。ここまで紹介したコツを満たし、なおかつ、価格の節目であればより精度が高まるのではないかと考えます。補助的な意味合いであれば、非常に有効な手段かと思います。

水平線の引き方にはコツがあります!まずはこの7か条を意識してみてください。

水平線を引くときに注意すべき3つのポイント

水平線を引くときに注意すべき3つのポイント

ここまでは市場参加者に認識されやすい水平性を探すコツをお伝えしました。ここからは注意点、水平線を引く時に悩まされやすいポイントを解説していきます。

水平線を引くときの注意点① オーバーシュート

オーバーシュートとは「行き過ぎ相場」のことです。非常に強烈な乱高下は「異常値と捉えて無視する勇気」も時には必要です。

気持ち悪いという風に感じる方も多いと思うんですが、時には仕方ありません。多くの市場参加者に意識される線を引くためにやっているのに、オーバーシュートは多くの市場参加者が存在していないところでの行き過ぎなレートのこともあるので。そして、後々、活かせないこともあるので、無視する必要も出てきます。

水平線を引くときの注意点② 価格の周辺を意識する

水平線エントリーでものすごく狭い値幅で損切りを設定してしまうのは、損切り貧乏になりがちです。

水平線でエントリーする時は、少し余裕を持って行動する必要があります。水平線に対して、ある程度幅を持って反発作用すると考えて立ち回らないと、心労・ストレスがすごいです。

また、証拠金の消耗も損切り貧乏によって早くなってしまいますし、結果的に上がっていったところを取れなかったという機会損失になる可能性もあります。ガチガチに固めすぎるのは危険だということですね。

水平線を引くときの注意点③ 水平線引きすぎ病に注意する

それっぽいところにひたすら水平線を引きまくると、勝てません。私もこんな時期がありました。

判断する要素が多すぎると、自分にとって都合のいいものばかり選んでしまうことになります。

「ローソクがここまで下がってきたら」
「でも、こことここにそれっぽいラインがあるから、ここまで耐えよう」

とか。

でも、利確は早くなってしまいます。

「利確はここに重要な水平線ぽいのがあるから、ここで利確しよう」

とか言ったりして。

都合のいい情報ばかりくみとって、結果的に利確は早くなって損切りは遅くなり、リスクリワード比率が悪くなるということです。

水平線を引くうえで、「水平線引きすぎ病」だけは絶対に避けなければいけないというのが私の考えです。

水平線は引きすぎてもいけないし、厳密にとらえすぎてもいけません。

「水平線引きすぎ病」対策に使える3つの補助ツール

「水平線引きすぎ病」対策に使える3つの補助ツール

ここまで紹介したコツ「等間隔」「サポレジ転換意識」などを守れば、「水平線引きすぎ病」にはならないと思います。でも、どうしても水平線を引いていて補助が欲しい、ある程度インジケーターを使って自分の線引きをサポートしてほしいと思ったら、以下で紹介するものを使ってみてください。

水平線補助ツール① 移動平均線(MA)と重ねる

例えば、200SMA。このような移動平均線を補助に使うと「水平線引きすぎ病」から多少は脱却できると思います。

多くの市場参加者に意識されるところを可視化するために水平線を引いています。その補助に多くの市場参加者に意識されている移動平均線を使うのは非常に合理的です。

水平線と移動平均線がクロスする位置というのは根拠が2つありますので「反応しやすいから設置するのは合理的」だと考えられます。

ここまで紹介した①~⑦までのコツを満たした上で、移動平均線 (MA) と重なる場所意外を消していくとか、MAと重なった水平線を基準にして等間隔で水平線を引いていくという作業をするとか、そのような考え方で1つの基準を作るとやりやすいと思います。

水平線補助ツール② フィボナッチリトレースメント

上記YouTube動画の16:25より

フィボナッチリトレースメントいうのは非常に有名で機能しやすいということで、多くのトレーダーに使われています。黄金比を使って、人間にとって意識されやすい心地よい数値を可視化するためのツールです。

リトレースメントというのはつまり「戻り」ですね。押し目買いや戻り売りをする時に安値と高値を設定して、どのあたりまで戻りそうかという仮説を立てることができます。

水平線を引き過ぎになりそうな時に、この38.20%というのが特に押し目買い・戻り売りでは有効です。

38.20%の水平線のところにまず線を引いてみます。それを過去のトレンドを見てみたらちゃんと意識されていて「これは使えそう」と思ったら、この線を残すという立ち回りがすごくいいのかなと思っています。

もちろん、フィボナッチが効きやすい場面、効きづらい場面もありますが。特に数値の上では38.20%を活用すると、押し目買い・戻り売りの打率が高まるという経験上の話です。

水平線補助ツール③ 出来高プロファイルを活用する

Trading Viewの機能(有料版)ですが、出来高プロファイルというものを表示させます。この機能は見えてる範囲で最も注文が入っているレートを可視化してくれます。

多くの参加者に意識されるレートというのは、買いも売りもどちらも注文がたくさん入っているということです。注文が全く入らなければ、そこは注文がスベる、ローソク足が伸びやすいので。逆に反発しやすい・止まりやすいというところは、注文が多いんですね。

つまり出来高プロファイルを表示させ、多くの注文が入っている所に沿ってとりあえず水平線を引くことで、それっぽい線は成立してくるということです。

補助ツールを使う際の注意点

最後に1つだけ、水平線を引くときの注意点を話します。

「水平線引き過ぎ病」対策のために移動平均線、フィボナッチリトレースメント、出来高プロファイルを使ってみてくださいとおすすめしましたが、全部使えということではありません。

この中から自分なりに検証してみて、これが一番自分のスタイルに合ってそうだな、使いやすいなと思ったものを使ってみてください。

情報がたくさんあると、その情報の中から自分のポジションにとって都合のいいものだけつまみ食いしてしまうことになりかねません。つまり自分のバイアスを増長してしまう、悪い思考の癖がつくこともあります。

3つインジケーターを表示させていると、そのうち1個だけ反応したら利確してしまうなど、損小利大の逆になってしまうケースが非常に多いです。検証していいと思った1つを採用するなどしてシンプル化しましょう。そうしないと、「水平線引きすぎ病」とはまた別の「インケーター表示させすぎ病」になってしまいます。

紹介したツールは一見すごく有用そうに見えますが、あくまで補助的に使ってください。

「水平線引きすぎ病」に陥らないために使うのが補助ツール。「インジケータ―表示させ過ぎ病」にならないよう、自分で検証したもの、自分に合うものを選ぶようにしよう。

おわりに

おわりに

水平線はエントリーに使えますが、環境認識をせず、やみくもに水平線でエントリーをしていいわけではありません。平行チャネルなどを用いて、相場全体の流れをよく観察しましょう。

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