両建てとは?簡単に解説
両建てとは、買いと売りを同時に行う取引方法です。ペイアウト率が2倍以上であれば、どちらが勝っても利益が出る可能性があります。
例えば、ペイアウト率2.1倍の取引で「HIGH: 1000円」「LOW: 1000円」にエントリーした場合、結果がHIGHなら1100円の利益、LOWなら1000円の損失となり、最終的に100円の利益になります。
ハイローオーストラリアでは、ペイアウト率が最大300%となる取引があります。一見すると両建てで利益が出そうですが、実際にはそう簡単にはいきません。
では、なぜ両建てでは勝てないのか、その理由を詳しく解説します。
ペイアウト率300%の取引で両建ては勝てる? → 勝てません
ハイローオーストラリアの最大ペイアウト率は300%です。例えば、「HIGH:1000円」「LOW:1000円」で両建てをすれば、どちらが勝っても2000円のリターンが得られる計算になります。
しかし、JSD/JPYの3分Turboスプレッド取引などでは、スプレッド(価格差)が設定されているため、勝率が50%を下回ります。これにより、両建てをしてもトータルでは損失が出る仕組みになっています。
スプレッド取引で両建ては不利
ハイローオーストラリアでは、ペイアウト率が2倍を超える取引はすべてスプレッド取引です。スプレッド取引では、エントリー価格と判定価格の差によって、負けと判定されるケースが多くなります。
たとえペイアウト率が300%でも、スプレッドの影響で負ける確率が高くなり、勝率が50%を切ると両建てでも勝てません。
特に、値動きが少ない時間帯ではスプレッドで負ける可能性が高くなります。検証の結果、ペイアウト率300%の取引ではスプレッドの影響で負ける確率が30%以上あり、実質的なペイアウト率は190%程度に下がります。
そのため、どの取引方法を選んでも、ハイローオーストラリアでは両建てで安定して勝つことは難しい仕組みになっています。
両建ては禁止されていないが注意が必要
ハイローオーストラリアでは、両建て自体は禁止されていません。しかし、連続して両建てを行うと「システムトレード」と誤解され、口座凍結のリスクがあります。
特に、自動取引(システムトレード)は厳しく規制されており、ハイローオーストラリア側が「システムトレードを使用している」と判断した場合、実際に使っていなくても口座が凍結されることがあります。
両建てを頻繁に行うと、機械的な取引とみなされる可能性があるため注意が必要です。